前回までのあらすじ

ある男がある幻想世界に片足で降り立ち、世界中の人間をとりこにした後、
柱にぶつかりよろけて行ってらっしゃいの掛け声と共に、この世を去った・・・

主人公「は、はしょりすぎ・・・。ってしかもオレを勝手に殺すな!!」

さぁ、そんな主人公のボヤキは無視して、冒険者の館で一体何が起きるのか!?そしてどうなる運命に!?









次元を旅する冒険者第2話〜冒険者の館へ〜

トン、トン、トン・・・と言う一定のリズムに従い長い廊下に響く音・・・ 何を隠そう(何を隠すんだ)今オレが歩いている足音だ 長い廊下だけあってとてもよく響く、神殿全体にまで音が響いてるんじゃないか?と思ってしまう程だ 主人公「うーむ・・・」 廊下を半分ほど進んだ所で少し唸った。廊下が長くて足が疲れてきたのともう一つ 主人公「さっきの女の人はいい人だったなぁ・・・」 ちょっとおっとりしているが、優しく美人で、しかし芯は意外としっかりしていた ここ(神殿)を出るとき名前ぐらいは聞いておくか。恩もあるし・・・ と、その時 どん!! 主人公「ぐぁ・・・」 また柱とぶつかった。と思い前を向いたら 柱「いたた・・・。ちゃんと前向いて歩いてくれよ。・・・まぁオレも人のこと言えた義理じゃないけどさぁ」 柱が喋った!! ??「喋るかっ!!あんたがぶつかったのは最初っから最後まで正真正銘の人間だ!」 主人公「なんだそうだったのか・・・ってちょっと待て!なんでオレの思ってる事が分かるんだ!?」 人間「いや、声に出してたぞ」 主人公「な・・・。そうだったのか。それは気づかなかった」 こんどから気をつけないと、口が滑りやすい人間と思われてしまうな ・・・なんかそれ以前の問題のような気がするが・・・・まぁいいか ※よくありません 主人公「いや、とりあえずスマン。ちょっと考え事しててな」 人間「いやいいんだ。俺もちょっと考え事しててな。これから本格的に冒険しなきゃいけないんでな」 よく見ると相手は少し短いが充分さまになっている剣を腰にかけ。丈夫そうな服を服を着ている 主人公「あんたも旅人・・・いや、冒険者か?」 冒険者「あぁ。一応そうだが、あんたもか?」 主人公「まぁな。ここに来たのは初めてで、今から冒険者の館と言う所に行こうと思ってな」 冒険者「おお。オレも今さっき行ってきたばっかしだ。あそこで色々勉強して来い。んじゃオレはそろそろ行くから」 主人公「おう。じゃあな」 そう言って、あの冒険者はオレがさっき歩いた道を逆に歩いていった そしてオレは奴が歩いてきた道を歩く。すると開けた場所に出た そこは神殿の入り口と同じようなロビーになっていた。 違う所と言えば、外に出る出入り口が無いのと、神殿入り口よりもだいぶ狭い事だろうか。 しかし窓が大きいのでそれほど窮屈な感じはしない。 むしろ広くて天井がやたら高い神殿の入り口よりもこっちの方がオレは落ち着く感じだ 入ってきた道とは反対側に、奥に続く道がある。 その前のイスに老人・・・いやもう少し若いかな?と言うぐらいの人が一人。 戦士風の男たちが4人、その老人より少し離れた場所で雑談をしながら座っている オレが歩いて行くのが分かったのだろう。戦士4人はこっちを注目している。老人も気付いたらしく、立って道の前で待っている 主人公「え〜っと・・・。冒険者の館と言うのはここですか?」 老人は軽く含み笑いをしながら ??「ふふふ、今日はよく新人が来る日じゃのう・・・。よくぞ来た。新しい冒険者よ。 お主の言う通りこの先が冒険者の館と言われる場所じゃ。そしてわしはこの館を管理しておる・・・」 戦士「カンチョー!!」 ぐさ!! 戦士「ぐぁ!何するんだよてめぇはっ!!」 ・・・なんか戦士4人のうち2人がじゃれあっている・・・。 ??「いや・・・まぁ要するに館長じゃ。お主には少しこの世界について説明しておこう。まずこの世界はアル・・・」 主人公「知ってます。アルジャスティスの力で次の世界への扉が封印されてるんですね」 館長「うむ。そうじゃ。それでその力を解く為には、アル・・・」 主人公「アルケイオスの力が必要で、その力を発動させるには、アルケイオスの力を封じた、 カオスジュエルという宝石が必要なんですよね」 前の幻想世界などでそういう知識は既に付いてるので、説明される前に先に言ってやった 館長「・・・わしの・・・わしの存在意義が・・・」 ペタンと両手を地面に突っ伏して落ち込んでいる・・・。少しやりすぎただろうか・・・? 主人公「いや、すいません館長さん。少し調子に乗りすぎました。それで後の話を聞かせてもらえないでしょうか?」 館長「おお。そうじゃったな。まずお主の潜在能力を調べさせてもらうぞ・・・」 立ち直りの早いお方で助かった(汗 もらえないでしょうか?って言った瞬間に一瞬で挫折な格好から直立したぞ それはさておき、老人はオレの頭に手をかざして何やら集中している・・・ 館長「ほほう・・・。お主は少々他のものより頭がきれそうじゃな。多分知力能力者じゃろう」 た、多分ってそんな曖昧でいいのかよ とは思うが敢えて突っ込まない、突っ込んだらさっきみたいになるのがオチだろう 館長「この世界では、知力、腕力、探索能力、魔力とあってな、これらを全体的に育てた者は最終的にはほとんど役にたたん。 中途半端に全部出来るより、何か一つでも他人に勝る物があればいいと言ういい見本じゃな。 知力はまず、異国語を解読出来たり・・・・・・ 〜〜〜〜(略)〜〜〜〜 ・・・・・・・と言うのが魔力じゃ。あと装備能力と言ってこれらは装備出来る限度が・・・・ 〜〜〜(中略)〜〜〜〜 ・・・・と言うわけなんじゃが・・・理解出来たかの?」 主人公「え、えぇ・・・。とってもよく分かりました・・・」 延々、特殊能力や装備能力など話を聞かされてクタクタだ。恐らくさっきの仕返しも混じっているだろう。 戦士たちに至っては全員眠ってしまっている。 館長「と言うわけで、お主にこの短剣と、冒険者の服、あと餞別に何Gかを、わしの権限をもってしてやろう」 主人公「あ・・・ありがとうございます」 もはやオレはこの話が早く終わってくれる事を願うのに必死だ。なるべく機嫌を損ねないように素早く対処する 館長「ではさっそくそれをさっき言った事を踏まえて装備してみなさい」 文章的には略したが、内容はキッチリ頭に入っている。 ここで「は!聞いてなかった!」や「眠っていた!」なんて言うベタなオチのSSなんかとは一味違うぞ。 ・・・ってオレは誰に言ってるんだ!? 心の中の独り言を手短に終わらせると、さっそく装備してみる。 館長「ほほう。中々さまになっておるな。ではいよいよ中に入ってもらうぞ。詳しい事は中で学んでもらった方が早いじゃろう。 まず雇用についてなんじゃが、この国直間の傭兵たち・・・。・・・ってこらぁ!!お前たち何を寝とるじゃあ!! さっさと立たんかぁーっ!!」 は、はいぃぃ!!っと言う情け無い声と共に横一列に並ぶ4人・・・ 館長「んで、さっきも説明した能力なんじゃが、4大能力に戦士4人。どういう意味か解るじゃろう」 主人公「一人一人が違う能力を持っているんですね」 館長「そうじゃ。基本的にパーティは4人まで組める。・・・もちろん例外もあるがな。これもどういう意味か解るじゃろう、 もう一々聞かんがな。お主は知力じゃ。別の3能力を引き連れて・・・いざ!冒険者の館に足を踏み入れるのじゃ!!」 なんか最後だけキャラが変わった気がするが・・・まぁこの人の趣味なんだろう。 下手したらそのうちモンスターの真似事とかもしかねない。いや、それならまだいい。 実は隠れニューハーフで女装とかしながら、あらぁんおかえりなさ〜い早かったわね〜ぃ(はぁと)。 とかされても困る。となればさっさと3人を連れて冒険者の館に逃げ込もう。 そして同じ知力の傭兵さんには悪いがおとりにさせてもらおう(←ひどい) 主人公「え〜っと。腕力さんと、魔力さんと、探索能力さんですね」 上級傭兵「「「(おうよ!・はい・そうですよ)」」」 そして最後に、よろしくな!!と言われて3本同時に手を差し出される いや、俺3本も手ないんですけど(汗 とりあえず、一番左の腕力さんには、出す手を右手から左手に変えてもらって握手をする。ガッチリした手だ。 一番右の探索さんにはそのまま右手で握手をする。うーん、なかなか器用そうな手だ。 真ん中の魔力さんは仕方がないので、右足を差し出s・・・ 魔力「出来るかぁっ!!」 突っ込まれた よく考えたらいっぺんにやらなくても一人づつ握手したらよかったんだな(汗 しょうがないので、探索さんの後に握手をする。・・・なんだか言葉では表せないようなオーラが伝わってくる気がする・・・ と、腕力さんが口を開いた 腕力「ふふふ。中々面白い性格をしているようだな。お主、名はなんと言う?」 その質問に、戦士3人、館長、取り残された知力傭兵が注目する 主人公「オレか?オレの名前はバトッサだ。何はともあれよろしくな!!」 作者「どうも第2話。冒険者の館へをお読みくださってありがとうございます」 バトッサ「第2話で冒険者の館を書こうとしたんだけど、あまりにも前振りが長くなってこれで1話使っちまったんだよな?」 作者「いやまぁ・・・あはは。お陰でサブタイトルが“館へ”になってしまった」(汗 バトッサ「ちゃんと計画立てて書けよ」 作者「以後気をつけます」m(_ _)m バトッサ「次回からはいよいよ冒険者の館に入ってキャラバンらしくなる(予定)と思うぞ!!」 作者「次回をお楽しみに!!」