俺は今、次元の狭間を旅している・・・。と言えば聞こえはいいだろう


実際、旅する側から見ればただの闇(宇宙がいい例えだ)を移動しているだけにすぎない


視界のあちこちに今までも冒険してきた幻想世界の光が通り過ぎる


旅の目的は中心世界にたどり着く事だ


いつからか自分も中心世界を目指す冒険者の一人とかしていた


理由は・・・思い出せない。外の世界を見たいと言うベタなロマンを抱いていたのだろうか


と、目の前にまた一つ幻想世界が現れた。そのままそこに飲み込まれる・・・


この世界での冒険はいかなるものだろうか・・・。視界が開けてきた・・・














次元を旅する冒険者第1話〜神殿〜

キュピーン!!という効果音とともに、片足でスタッっと地に降り立つ・・・ 惚れるなよ(謎 主人公「・・・ってちょっと待てぇぇ!!!」 着地した時の格好ばかり意識しすぎて肝心のカオスジュエルがどこに飛んていったか確認出来なかった・・・ ついでに言うと、これと同じ過ちは4回目である どうしようか・・・と途方に暮れていると 冒険者「あんた。イカスぜ・・・」 通りすがり冒険者に一声かけられた。さっきの着地を見ていたのだろう とりあえず今の状況を打開すべく冒険者を捕まえて事情を話す すると苦笑を浮かべながら目の前の建物を指さした 冒険者「とりあえずこの神殿に入ってみるといい。この世界の中心となる場所だ。初心者にも色々と手助けをしてもらえるだろう・・・」 主人公「そうか助かったぜ!!センキュー兄貴!!」 そういうと、ものすごい砂ぼこりをたてながら神殿に走って行った 冒険者「・・・兄貴って誰?」 親切な冒険者の突っ込みはもはや誰の耳にも入らなかった 主人公「ひ・・・広い・・・」 神殿というだけあって、面積がとてつもなく広い・・・ ついでに言うと2階もあるらしい ロビーの入り口であっけに取られていたら、様子に気づいて奥から一人出て来た ??「・・・どうかなさいましたか?」 そばに来たら分かったが女性のようだ。ついでに言うと少しのんびりした女性のようだ ・・・関係ないがこの神殿、いささか男が多い気がする とりあえず事情を説明する 主人公「・・・で、ここに来たんですがどうすればいいでしょう?」 案内人の女性は奥の通路を確認したあと 女性「今は丁度空いてるみたいですね。あの通路をまっすぐ進めば冒険者の館と言うフロアに着きますよ」 主人公「冒険者の館?」 女性「この世界になれる為の言わばチュートリアルですね。そこに行けばこの世界のある程度のルールは身につくと思います」 主人公「わかった。ありがとう」 片手をあげ、首を横に向け歩きながら背後に向かって礼を言う・・・ ふっ。今の俺はモーレツにかっこいい・・・(←アホ) と自分に浸っていると背後から声がした・・・ 女性「あ、危ない。目の前に柱が・・・」 主人公「え?」 前を見た瞬間、視界が真っ暗に・・・そのまま ゴン!!! 主人公「ぐはっ!」 と顔の左半分を柱に激突させる 真っ暗な視界は一転。今度は目の前に星がグルグル回っている・・・ そのままその場に倒れこむ・・・とあまりにも情けないので根性で体勢をキープする。なんとかよろける程度で済んだ 女性「だ・・・大丈夫ですか?」 心配そうに近づいてくる・・・。今の俺は本当にかっこ悪い・・・ 女性「顔が腫れてますよ」 顔に手を当てると少し熱をもっている。ついでに触るとヒリヒリ痛んだ 女性「手当てをするので動かないでください」 そういうと女性はどこからか青い容器を取り出し、中の液体をハンカチに染み込ませ顔を拭ってくれた するとどうだろう。痛みは消え腫れもひき元の状態・・・いや、それ以上の状態に戻った 主人公「それは・・・?」 訝しげな顔をしていると、くすりと笑いながらこう答えた 女性「これは精霊の涙と言って怪我を治したり生命力を回復させるアイテムです。 知力が高いとこれよりもっと高度な回復アイテムも使えますよ」 主人公「すごいなこれは・・・」 瞬時に傷を治してしまった。並の薬とは全然違う。さすが魔力が含まれたアイテムというだけある 女性「もう怪我しないでくださいね」 主人公「あ、あぁ・・・。気をつけるよ」 改めて思い返せばやはり恥ずかしい・・・。無駄に格好をつけた事や柱をぶつかった事や・・・ 女性「それでは、行ってらっしゃい〜」 主人公「あぁ。行ってきます」 何かズレた会話に見送られながら今度こそ出発する この通路の奥にある“冒険者の館”とはいったいどんな所か・・・ 期待に胸を躍らせながらゆっくりと奥に向かって歩き続けた 作者「どうも!次元を旅する冒険者第1話を読んでいただき誠にありがとうございます」 作者「中途半端ギャグ路線ですがどうか笑ってやってください」(汗 感想などは、メールなどでどうぞ!!